【マーケティング】会社で価値の転換(ピボット)を提案してみた
こんばんは!カモメちゃんが夜寝てくれなくて、嫁の体調が心配なリョウです。
カモメちゃんはパパのことを、おそらく「抱っこしてくれるおじさん」だと思っています。カモメちゃんにとって僕の価値はただ「抱っこしてくれる」ことです(´;ω;`) なんせ嫁には笑顔を振りまき、僕には超真顔。緊張してるんじゃねこの子と思うくらいの真顔。だからと言って僕が抱っこして大泣きするわけではないので、一応効果はしている。つまり「抱っこしてくれる」ことだけがパパの価値になってる。(いつかもう一度パパにも微笑ませてやる( ゚Д゚))
価値の転換
今日はは価値の転換というテーマで話してみたいと思います。僕はメーカーに勤めているので、商品価値はしっかり考えてるつもりでした。今回の出来事がきっかけでより深く考える必要性やそのやり方みたいなところを知ることが出来ました。
とあるAという商品が計画通りに売れていません
Aという機械は、いわゆる「なんでもできる機能を持っているが故に、何にもできない機械」に仕上がっています笑。性能は他の専門機械に軍配が上がります。例えるならば、守備範囲は広くて、レフトとライトのエリアまで守れるセンターなのですが、肩が劇的に弱い外野手のような存在です。フライはいけるけど、センターゴロは基本ランニングホームランになります。(誰か中継しろよ、してくれよ( *`ω´))
まあつまり、全く売れていません(・・;)
一方で、他のセンターよりサクッと使えるところがメリットです。守備交代を命じたらすぐにポジションについてくれる、そんな素直さはあります笑
この時僕のチームでは、そんな特長お構いなしに、守備範囲はそこそこだけど、肩がベラボーに強い外野手と競わせていました。そりゃあ起用されないんですよね。ライト前ヒットをせっせととりに行って、セカンドにボールを投げても目先の5メートルしかボールが届かないような選手を起用できないですよね監督(お客さん)は。
そんなこんなで、試合には起用されない日々が続いていましたが、こないだ、僕からは見えない会社の雲の上のトップ層からテコ入れの命令が下されたらしく、巡り巡って部長から「なんとかしろ」と言われてしまいました。(そんな無茶な、、、)
僕は改めてこのAの価値を考え尽くして、上に書いたようなことに気づきました。どうやら野球の試合には向いてないなーと笑。(肩弱ーーー)
そこで別の起用方を考えることにしました。
サッカーのGKをさせることにしました。
「サッカーやらせるからっ」ていうことを身近な人に伝えるんですが、全く理解されない。完全に価値の方向性を変えてしまっているんで、しょうがないんですが。ここを理解させるのが本当にしんどい。だって野球選手をせっせと育成しているクラブのコーチがいきなり「お前はサッカーやれ」なんて選手に言ってたら、他のコーチはびっくりしますよね。落ち着けって言われるでしょう。
そのためなのか、最悪なのが、新たな価値の仮説を検証するための対策案が誰からも出てこない。。。(そりゃいまいち理解されていないから。何ならサッカーという競技も知らない人たちだから)
僕もアイデアはいくつか出したんだが、それ以外の対策が出ない、、、大企業は基本的に改善体質だから、こういう「90°変えまーす」ってゆう変化には慣れていないのもあるかもしれない。僕の説明不足ももちろんあるかもしれない。だからまあ僕が成果を出すしかないんだが。。。
そして自分発案のアクションで取り組みを整合して、ついにこれから実行に移していきます。
こういう価値の転換をピボットと言います。詳しくは下から↓
https://www.ashita-team.com/jinji-online/category1/9429
顧客ニーズピボットなるものを応用して、野球のセンターをサッカーのGKにコンバートしました。これが上手くいけば面白いんですが、まだまだ仮説検証の段階です。成果が出たら、スポーツの例えをやめ、より詳しく解説したいと思います。
それじゃあおやすみなさい!